イーサリアムETF、初年は約1兆3000億円の純流入──その約半分がここ2週間に集中 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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イーサリアムETF、初年は約1兆3000億円の純流入──その約半分がここ2週間に集中

  • 米国のイーサリアム現物ETF(上場投資信託)は、2024年7月の上場以来、純資金流入額が約87億ドルに達している。
  • ブラックロック(BlackRock)のiシェアーズ・イーサリアム・トラスト(iShares Ethereum Trust)は、運用資産残高100億ドルに史上3番目の速さで到達したETFとなった。
  • イーサリアム現物ETFは、イーサリアムの最近の値上がりと米国での規制の明確化への楽観的な見通しを背景に、15日連続で資金流入を記録している。

公開データによると、米国上場のイーサリアム(ETH)現物ETFは、2024年7月23日の上場以来、市場参入初年度で純流入額が約87億ドル(約1兆3000億円、1ドル=148円換算)に達した。

これは、グレイスケール(Grayscale)のイーサリアム・トラスト(ETHE)からの大規模な資金流出にもかかわらず達成されたものだ。

そのパフォーマンスは、ビットコインのETFと比べると控えめなものだが、投資家の活動の急増と価格の勢いと時を同じくしている。

過去2週間だけで、イーサリアム現物ETFは年間総流入額のほぼ半分に相当する46億ドルを超える資金を引き付けたが、これはイーサリアムの価格が急上昇した時期と一致している。

イーサリアムは7月14日の週に26%上昇し、前週の16%上昇に続き、広範な市場の大部分を上回るパフォーマンスを見せた。当記事執筆時点では3704ドルで取引されており、前年比で11%上昇している。

ブラックロックのiシェアーズ・イーサリアム・トラスト(ETHA)は今週、運用資産残高が100億ドルを突破し、他のETFを圧倒した。

ブルームバーグ・インテリジェンスのエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏によると、ETHAは歴史上3番目に速く運用資産残高が100億ドルに達したETFとなった。

ETHAより速くこの記録を達成したのは、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)と、フィデリティ(Fidelity)のワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド( Wise Origin Bitcoin Fund:FBTC)だけである

イーサリアム現物ETFは、数十億ドルの資金を集め、ウォール街が暗号資産ベースの商品に再び関心を寄せるきっかけとなったビットコイン現物ETFローンチの大成功からわずか数カ月後にデビューした。

イーサリアム現物ETFのラインナップには、フィデリティ、ヴァンエック(VanEck)、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)、グレイスケールなどの金融大手による商品が含まれている。

イーサリアム現物ETFは、投資家の関心の高まりと、米国における暗号資産規制の明確化への期待を背景に、15日連続で純流入を記録している。

米証券取引委員会(SEC)は先日、暗号資産に関する法律の整備と業界との関わりについて、積極的な姿勢を示しており、トレーダーたちは再びデジタル資産に投資をシフトしている。

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